2012年05月06日
ルアー釣り
誰か、いっしょに「写真」を撮り歩くプランをやらんかね?

子供の頃、ここから見えた海は足元からまっさらな砂浜(干潟)で、今は埋め立てされてギラギラに電飾された横浜南部都市になったんだね。
だからね、
よく考えたら、
このあたりの護岸エリアのパターンは30年分のデータが頭につめこんであるわけで、まったく新鮮な感もなく、突き動かす情熱もなく「ただの近所の海」に君臨してしまったのだけれど、ふと丘の上から見下ろしていたら微妙に手の届かないところへんは何がどうなっているんだろう?って興味がわいてしまい、横浜や磯子の徹底的なボトムチェックはしてるのに近所の海、そう、陸からキャスティングしても届かないあたりになんだか「夢」を描いてしまったって訳なのさ。
過去の歴史を振り返ると「ひとつの研究」に没頭すると5ヵ年計画で進行していたので、今回もそれぐらいの時間を要するのであろう。
でも
加齢による体力や身体バランスの低下は否めなく、ま、のんびりと行くのでありましょうぞ。
では、よろしくお付き合い願います。

まさかまさかの房総半島淡水行脚で酷使し続けたインフレータブル アキレスBF-270が蘇った。(笑)
ギブソン ハミングバードを売り払って得たお金で準備されたアキレスが蘇った!(笑)

さんざん酷使したあげく野ざらしで5年間放置されていたアキレス ハミングバード号が蘇った。(笑)

私のことを後押ししてくれるフィッシングメーカーさん各位にしてみれば
「そんな劣化したゴムのことなんかどーでもいーから、新商品のプレゼンプレゼン!」ってーことでご立腹でしょうけどね。
最近、思うのだよ。
数年前と違って確実に「本質」を見失って、「右へ習え」で最後にタックルデータ羅列して「はい!どーですか!」というような使い捨てのような検索にもヒットしないヨイショヨイショーな。
な、わかるかい?
こうね、なんだか読んでるとワクワクしちゃうよな、「あぁ、やってみてーなぁ」てな感じのグッとくるメッセージが詰め込まれた作品ってぇのは ないもんかね?
「釣果よりもプロセス(過程)を大事にしてます。」なんてな、そんなうたい文句を履歴書に書けますか?ってーの。(笑)
結局は、「どこどこのルアーを使ってブツ持ちしてパチリ!これがタックルデータ!」じゃんか!
つまんねーっつうの。<はい。多くの方々を敵に回したことを十分理解しております。はい。
だから、アキレスが蘇ったんだな。きっと。
そして「楽しく幸せになれよ」な花火が打ちあがったに違いない!

このゴムボートには数々の地獄をいっしょに垣間見た犠牲者がいたのを忘れもしない。


そんな方々が蘇ることなど期待もしていない。でも、期待して沈没しようではないか。(笑)
どうだい?
行ってみるかい?
橋の向こうのヒカリの元へ (にやり)

行ってみたいだろ?
月の道しるべに誘われてさ。(にやにや)

ところで
誰か、いっしょに「写真」を撮り歩くプランをやらんかね?
■ PROJECT-F アーカイブス ■ 序章 ■
【ルアー釣り Classic】 2006年7月1日 初回投稿
友達と釣りに行きたいのなら
自分から声をかけてみましょー。
「待つ」という行為わ
結局のところ
都合のいい考えだよね。
言葉にしなければ何もはじまらんし
待ってるだけぢゃ何も変わらん。
でも
自分に都合のよい声のかけかただけはNGなのさ。 ははははは。

Hello~! Everybody~!!
山口白峰、今週も釣り釣って釣って釣りまくってまいりやしたー!
もういいかげんワンランク上の位置に精進せよという声が聞こえてきそうなのだが
残念ながらまだまだワンランク上の「すべてを見透かしている種族」には
修行が足らず5ヵ年計画では来年あたり孵化する予定なのであります。
その域は「神」とか「カリスマ」とか卓越した空間で
なんとなーく踏み込みたくても踏み込んだ時点で
現段階の「やや普通」なボーダーラインを踏み越えてしまい
なんか「ひとりぼっちの孤独な狩猟哲学者」になっちまいそうなんで
エラソーなことを言うわけではないが
皆々の超特急な成長をお待ちいたしておりやす。
Everybody's Go!
「釣りが好きですか?」
誰か、言われたことがありますか?
一時、一人の方に何度もささやいたことがありました。
えぇ。
そう、かなーり深い意味を込めて。「釣り、好き?」
その人はその人なりにガンバッテいたように見受けられましたが
ワタクシが多くを望むあまりそこで成長が止まってしまわれました。
あぁ無常。
気づいたんです。
自分の理想を押し付けるのは止めよう と。
今、考えると本人にとっては実に迷惑な話でございます。
ヒトにはそれぞれ許容範囲や限界や思考など
さまざまな特性があるわけで
まして「釣り」などという極めて趣き性の強い作業は
「目標」などというものを作る作らないを問わず
誠にいいかげんな空間でもよろしいわけなのです。
ですから 今後は 放置。
自由

陸釣りの人もボート釣りに興味ない人も読んでみてください。
すべてはスニーカースタイルの釣りにつながっていきます。
操船免許を取得して5年が経ちました。(2006年時)
たった5年です。最初の1年は津久井湖に毎週毎週通いましたさ。
それまで陸釣りオンリーで結局、陸からはどうしても届かないサカナの世界を見たくて見たくて勢いで取得したわけです。
「陸釣りフレンド」から毎週の誘いも「津久井湖行くからNG」を出し続けた1年。
ホントに孤独だった修行な1年間。2001年。
クロダイへチ釣り至上だったころに渡船してない沖堤防に行きたくて行きたくて何度も操船免許取得をもくろむも免許取得してもボートなど保持できるわけがない。
という現実が一歩踏み出せなくてもじもじしてた20代。
シーバスをセカンドターゲットとして中途半端にしながらもボチボチ釣ってたんでホントに取得への一歩が遠い遠い。
突然、沸き起こったブラックバスフィッシング。
淡水の釣り。子供の頃「鎌倉湖」(散在ヶ池)でやっていらい海辺育ちの自分には無縁だった淡水のルアー釣り。
注:現在は「釣り禁止」でございます。<鎌倉湖
まぁそれでも色々な湖やら河川でボチボチ釣っちゃってたわけですが、周りにたまたまJBやら釣り雑誌やら華やかな世界と思われがちな世界を泳いできた方々が大勢いましてですね、その会話に交わるとどうしても理解不能なイマジネーション言語が飛び交い「陸釣り至上」をどんなに叫んでみても「卓越した方々」はサラリと
「陸釣りはいいよね」
と、かわされてしまいました。
この人たちは違う次元で会話を展開させてるんじゃねーの?
当時、理解不能。今はよくわかります。えぇ、よーくわかりますよ。
翌日、申し込みましたさ、4日間で取れるんで。
とにかくその違う次元から外れてる自分が嫌で嫌でさ。
津久井湖で初めてボート出した日のことわ、忘れもしません。
サカナの住む世界がそこにはありました。
ワカサギの大群が自分のローボートの周りをサーッと抜けていくし大群の最後尾に巨大なブラックバスの群れが追尾してる光景。
まったく見たことのない3Dな水族館。
ルアーを投げることなど忘れ延々と水面観察にあけくれましたさ。
360度水面なスタイルに何をしたらいいのかさーっぱり検討つかず前々から耳に飛び込んでくる「津久井はむずかしぃよ」のフレーズ。
免許を手にした翌日には津久井湖水面にいる自分はどうなの?
やっぱりこの目で確認しなくちゃ納得できん性分のようだ。
その頃は陸でまぁ普通に、いや並み以上に釣っていたので丘天狗だったわけです。180度の視点だけで。

水面下はサカナの世界だしエアーな空間はジャングルクルーズ。

こんなにルアー持ってってたってことわ、不安だったんだねぇ・・・。しみじみ。

最近じゃ、ほんとにわずかしか持っていかないんだ。。。。



ほとんど冒険でした。めちゃくちゃ楽しくて楽しくて。
朝から乗ってほとんど午前中は探検してましたね。
視界に飛び込むものすべてが新鮮で新鮮で。
当時、ブラックバスの知識など皆無に等しかったので何をどうすればいいのかわかんなくて午後からいざキャストっていっても、さーこのデカイ湖をどうしてくれようか。
陸釣りの場合は目の前がポイントでその狭い範囲だけを見てます。
ボートからだと全てがポイントに見えてくるんです。
わからん!
他のボートの方々はずいぶん水深ありそうなとこで真下に落としてルアー(ワーム)を上げたり下げたり。
そんときゃ、「何やってんだ?」くらいに見えましたけど
えぇ、今は何やってんのかすぐわかりまっせ。えぇ。
んで、そんときにこちとらできることわ、浅いとこシャローエリアで直感の釣りをするしか選択すべき道はなし。
湖をぐるッと回って、気になったワンド。

もうそこで何かをするしかない状態。
しかも視覚に訴えるトップウォータープラグをチョイス。
延々と投げては巻き投げては巻き。
そんなんぢゃ釣れるわけがない。わかってるつもりでも全然わかってない。
突然
岸から数メーターのとこで水面がガボガボ~と揺れた瞬間、
本能でそこへ向けてペンシルベイトを投げましたさ。
ドックウォークを丁寧に丁寧に。
すると
背後の水面がワラワラ~と揺れあきらかに何かがペンシルを狙っている。
グワッバァー!
ペンシルが突然姿を消しました。不思議なもので体が勝手に反応して
「合わせ」をしてました。
バシャバシャ!うわぉ!すんげーデケーサカナが食いついとる!
竿はひん曲がり、サカナのパワーでボートひっぱられてし。
手元まで心臓バクバクしながら寄せてみると
デッケーブラックバス!
さらに心臓バクバク。
今でこそ50Upごときでバクバクはしないけれどそんときゃ破裂すんかとオモイマシタぜ。

ホント、うれしかったね。このバスは。
ペンシル丸呑み。

初ボート津久井湖&ブラックバス52cm
立て続けに50Up・・・・・。水面炸裂しまくり・・・・。

この日から1ヶ月の津久井釣行で飛躍的に自分の中で何かか覚醒しやした。
当時、釣りのお誘いをしてくれた皆様、すみませんでした。
ワタクシは自分の欲望のために皆様との接触を拒んでしまいました。
逆に当時、「免許とっていっしょに行こうよ」と無理強いしてしまったりして誠に付き合いの悪い人間でごめんなさいね。
あの頃いっしょに行っていた方々はどこに消えてしまったんだろう?
釣りをやめてしまったのでしょうか?
当時、そんなまだまだ説得力のない言葉だった「釣りに行こうよ」が今ならかなりおもしろく伝えることが少々できるようになりましたぜ。
ポイントを見つけるおもしろさとか自分で切り開いていくしかないこととか。
こんな夕焼け 横浜の海辺に住んでたら見れるもんじゃない。プライスレス。

このときワタクシ、山口白峰、ひとりぼっちなルアーフィッシング道まっしぐら。
10数年握りしめていたクロダイへチ竿とタイコリールを眠りにつかせ
違う次元で会話する奴らに負けないようにと飛び込んだあげくきずいたらそこはめちゃくちゃネイティブでクリエイティブな幸福な次元。
ひとりぼっちといいながらも相模原方面に魅力的な人々と知り合う実に有意義な時間の経過。
たかが操船免許。遊びのための操船免許。
少しばかりの勇気を与えてくれた操船免許。
釣りの神さま(じろー)があのとき背中を押してくれなかったらいまだに180度視野のままだってでしょう。
けして180度だけでも悪いことはない。
自分にとって成長を促してくれた魔法の免許。
IT企業でボロボロになった精神状態を微量の投薬で済ませるようにしてくれた自然の風景。
マイナスイオンとアドレナリンの分泌は西洋医学を超えました。
最初あんなに大きくみえた津久井湖も色んなことがわかりはじめ、ある日バッテリーを忘れ陸釣りを余儀なくされたとき、陸にいながらして360度の視点で陸にたつことができ、なおかつ水中イメージすらできるようになり、確実に陸からでも容易に安定釣果を得られるようになる。

この頃から「湖は操船免許さえあれば自由に遊べるのに東京湾はどうして免許が生かされる自由がないのだろう・・」
と、小さな疑問が生じてくるようになる。
来週は「自分の船を持とう。ゴムボート編」お届けいたします。
山口白峰
誰か、いっしょに写真撮りに行きませんか?
子供の頃、ここから見えた海は足元からまっさらな砂浜(干潟)で、今は埋め立てされてギラギラに電飾された横浜南部都市になったんだね。
だからね、
よく考えたら、
このあたりの護岸エリアのパターンは30年分のデータが頭につめこんであるわけで、まったく新鮮な感もなく、突き動かす情熱もなく「ただの近所の海」に君臨してしまったのだけれど、ふと丘の上から見下ろしていたら微妙に手の届かないところへんは何がどうなっているんだろう?って興味がわいてしまい、横浜や磯子の徹底的なボトムチェックはしてるのに近所の海、そう、陸からキャスティングしても届かないあたりになんだか「夢」を描いてしまったって訳なのさ。
過去の歴史を振り返ると「ひとつの研究」に没頭すると5ヵ年計画で進行していたので、今回もそれぐらいの時間を要するのであろう。
でも
加齢による体力や身体バランスの低下は否めなく、ま、のんびりと行くのでありましょうぞ。
では、よろしくお付き合い願います。
まさかまさかの房総半島淡水行脚で酷使し続けたインフレータブル アキレスBF-270が蘇った。(笑)
ギブソン ハミングバードを売り払って得たお金で準備されたアキレスが蘇った!(笑)
さんざん酷使したあげく野ざらしで5年間放置されていたアキレス ハミングバード号が蘇った。(笑)
私のことを後押ししてくれるフィッシングメーカーさん各位にしてみれば
「そんな劣化したゴムのことなんかどーでもいーから、新商品のプレゼンプレゼン!」ってーことでご立腹でしょうけどね。
最近、思うのだよ。
数年前と違って確実に「本質」を見失って、「右へ習え」で最後にタックルデータ羅列して「はい!どーですか!」というような使い捨てのような検索にもヒットしないヨイショヨイショーな。
な、わかるかい?
こうね、なんだか読んでるとワクワクしちゃうよな、「あぁ、やってみてーなぁ」てな感じのグッとくるメッセージが詰め込まれた作品ってぇのは ないもんかね?
「釣果よりもプロセス(過程)を大事にしてます。」なんてな、そんなうたい文句を履歴書に書けますか?ってーの。(笑)
結局は、「どこどこのルアーを使ってブツ持ちしてパチリ!これがタックルデータ!」じゃんか!
つまんねーっつうの。<はい。多くの方々を敵に回したことを十分理解しております。はい。
だから、アキレスが蘇ったんだな。きっと。
そして「楽しく幸せになれよ」な花火が打ちあがったに違いない!
このゴムボートには数々の地獄をいっしょに垣間見た犠牲者がいたのを忘れもしない。
そんな方々が蘇ることなど期待もしていない。でも、期待して沈没しようではないか。(笑)
どうだい?
行ってみるかい?
橋の向こうのヒカリの元へ (にやり)
行ってみたいだろ?
月の道しるべに誘われてさ。(にやにや)
ところで
誰か、いっしょに「写真」を撮り歩くプランをやらんかね?
■ PROJECT-F アーカイブス ■ 序章 ■
【ルアー釣り Classic】 2006年7月1日 初回投稿
友達と釣りに行きたいのなら
自分から声をかけてみましょー。
「待つ」という行為わ
結局のところ
都合のいい考えだよね。
言葉にしなければ何もはじまらんし
待ってるだけぢゃ何も変わらん。
でも
自分に都合のよい声のかけかただけはNGなのさ。 ははははは。
Hello~! Everybody~!!
山口白峰、今週も釣り釣って釣って釣りまくってまいりやしたー!
もういいかげんワンランク上の位置に精進せよという声が聞こえてきそうなのだが
残念ながらまだまだワンランク上の「すべてを見透かしている種族」には
修行が足らず5ヵ年計画では来年あたり孵化する予定なのであります。
その域は「神」とか「カリスマ」とか卓越した空間で
なんとなーく踏み込みたくても踏み込んだ時点で
現段階の「やや普通」なボーダーラインを踏み越えてしまい
なんか「ひとりぼっちの孤独な狩猟哲学者」になっちまいそうなんで
エラソーなことを言うわけではないが
皆々の超特急な成長をお待ちいたしておりやす。
Everybody's Go!

「釣りが好きですか?」
誰か、言われたことがありますか?
一時、一人の方に何度もささやいたことがありました。
えぇ。
そう、かなーり深い意味を込めて。「釣り、好き?」
その人はその人なりにガンバッテいたように見受けられましたが
ワタクシが多くを望むあまりそこで成長が止まってしまわれました。
あぁ無常。
気づいたんです。
自分の理想を押し付けるのは止めよう と。
今、考えると本人にとっては実に迷惑な話でございます。
ヒトにはそれぞれ許容範囲や限界や思考など
さまざまな特性があるわけで
まして「釣り」などという極めて趣き性の強い作業は
「目標」などというものを作る作らないを問わず
誠にいいかげんな空間でもよろしいわけなのです。
ですから 今後は 放置。
自由
陸釣りの人もボート釣りに興味ない人も読んでみてください。
すべてはスニーカースタイルの釣りにつながっていきます。
操船免許を取得して5年が経ちました。(2006年時)
たった5年です。最初の1年は津久井湖に毎週毎週通いましたさ。
それまで陸釣りオンリーで結局、陸からはどうしても届かないサカナの世界を見たくて見たくて勢いで取得したわけです。
「陸釣りフレンド」から毎週の誘いも「津久井湖行くからNG」を出し続けた1年。
ホントに孤独だった修行な1年間。2001年。
クロダイへチ釣り至上だったころに渡船してない沖堤防に行きたくて行きたくて何度も操船免許取得をもくろむも免許取得してもボートなど保持できるわけがない。
という現実が一歩踏み出せなくてもじもじしてた20代。
シーバスをセカンドターゲットとして中途半端にしながらもボチボチ釣ってたんでホントに取得への一歩が遠い遠い。
突然、沸き起こったブラックバスフィッシング。
淡水の釣り。子供の頃「鎌倉湖」(散在ヶ池)でやっていらい海辺育ちの自分には無縁だった淡水のルアー釣り。
注:現在は「釣り禁止」でございます。<鎌倉湖
まぁそれでも色々な湖やら河川でボチボチ釣っちゃってたわけですが、周りにたまたまJBやら釣り雑誌やら華やかな世界と思われがちな世界を泳いできた方々が大勢いましてですね、その会話に交わるとどうしても理解不能なイマジネーション言語が飛び交い「陸釣り至上」をどんなに叫んでみても「卓越した方々」はサラリと
「陸釣りはいいよね」
と、かわされてしまいました。
この人たちは違う次元で会話を展開させてるんじゃねーの?
当時、理解不能。今はよくわかります。えぇ、よーくわかりますよ。
翌日、申し込みましたさ、4日間で取れるんで。
とにかくその違う次元から外れてる自分が嫌で嫌でさ。
津久井湖で初めてボート出した日のことわ、忘れもしません。
サカナの住む世界がそこにはありました。
ワカサギの大群が自分のローボートの周りをサーッと抜けていくし大群の最後尾に巨大なブラックバスの群れが追尾してる光景。
まったく見たことのない3Dな水族館。
ルアーを投げることなど忘れ延々と水面観察にあけくれましたさ。
360度水面なスタイルに何をしたらいいのかさーっぱり検討つかず前々から耳に飛び込んでくる「津久井はむずかしぃよ」のフレーズ。
免許を手にした翌日には津久井湖水面にいる自分はどうなの?
やっぱりこの目で確認しなくちゃ納得できん性分のようだ。
その頃は陸でまぁ普通に、いや並み以上に釣っていたので丘天狗だったわけです。180度の視点だけで。
水面下はサカナの世界だしエアーな空間はジャングルクルーズ。
こんなにルアー持ってってたってことわ、不安だったんだねぇ・・・。しみじみ。
最近じゃ、ほんとにわずかしか持っていかないんだ。。。。
ほとんど冒険でした。めちゃくちゃ楽しくて楽しくて。
朝から乗ってほとんど午前中は探検してましたね。
視界に飛び込むものすべてが新鮮で新鮮で。
当時、ブラックバスの知識など皆無に等しかったので何をどうすればいいのかわかんなくて午後からいざキャストっていっても、さーこのデカイ湖をどうしてくれようか。
陸釣りの場合は目の前がポイントでその狭い範囲だけを見てます。
ボートからだと全てがポイントに見えてくるんです。
わからん!
他のボートの方々はずいぶん水深ありそうなとこで真下に落としてルアー(ワーム)を上げたり下げたり。
そんときゃ、「何やってんだ?」くらいに見えましたけど
えぇ、今は何やってんのかすぐわかりまっせ。えぇ。
んで、そんときにこちとらできることわ、浅いとこシャローエリアで直感の釣りをするしか選択すべき道はなし。
湖をぐるッと回って、気になったワンド。
もうそこで何かをするしかない状態。
しかも視覚に訴えるトップウォータープラグをチョイス。
延々と投げては巻き投げては巻き。
そんなんぢゃ釣れるわけがない。わかってるつもりでも全然わかってない。
突然
岸から数メーターのとこで水面がガボガボ~と揺れた瞬間、
本能でそこへ向けてペンシルベイトを投げましたさ。
ドックウォークを丁寧に丁寧に。
すると
背後の水面がワラワラ~と揺れあきらかに何かがペンシルを狙っている。
グワッバァー!
ペンシルが突然姿を消しました。不思議なもので体が勝手に反応して
「合わせ」をしてました。
バシャバシャ!うわぉ!すんげーデケーサカナが食いついとる!
竿はひん曲がり、サカナのパワーでボートひっぱられてし。
手元まで心臓バクバクしながら寄せてみると
デッケーブラックバス!
さらに心臓バクバク。
今でこそ50Upごときでバクバクはしないけれどそんときゃ破裂すんかとオモイマシタぜ。

ホント、うれしかったね。このバスは。
ペンシル丸呑み。

初ボート津久井湖&ブラックバス52cm
立て続けに50Up・・・・・。水面炸裂しまくり・・・・。

この日から1ヶ月の津久井釣行で飛躍的に自分の中で何かか覚醒しやした。
当時、釣りのお誘いをしてくれた皆様、すみませんでした。
ワタクシは自分の欲望のために皆様との接触を拒んでしまいました。
逆に当時、「免許とっていっしょに行こうよ」と無理強いしてしまったりして誠に付き合いの悪い人間でごめんなさいね。
あの頃いっしょに行っていた方々はどこに消えてしまったんだろう?
釣りをやめてしまったのでしょうか?
当時、そんなまだまだ説得力のない言葉だった「釣りに行こうよ」が今ならかなりおもしろく伝えることが少々できるようになりましたぜ。
ポイントを見つけるおもしろさとか自分で切り開いていくしかないこととか。
こんな夕焼け 横浜の海辺に住んでたら見れるもんじゃない。プライスレス。
このときワタクシ、山口白峰、ひとりぼっちなルアーフィッシング道まっしぐら。
10数年握りしめていたクロダイへチ竿とタイコリールを眠りにつかせ
違う次元で会話する奴らに負けないようにと飛び込んだあげくきずいたらそこはめちゃくちゃネイティブでクリエイティブな幸福な次元。
ひとりぼっちといいながらも相模原方面に魅力的な人々と知り合う実に有意義な時間の経過。
たかが操船免許。遊びのための操船免許。
少しばかりの勇気を与えてくれた操船免許。
釣りの神さま(じろー)があのとき背中を押してくれなかったらいまだに180度視野のままだってでしょう。
けして180度だけでも悪いことはない。
自分にとって成長を促してくれた魔法の免許。
IT企業でボロボロになった精神状態を微量の投薬で済ませるようにしてくれた自然の風景。
マイナスイオンとアドレナリンの分泌は西洋医学を超えました。
最初あんなに大きくみえた津久井湖も色んなことがわかりはじめ、ある日バッテリーを忘れ陸釣りを余儀なくされたとき、陸にいながらして360度の視点で陸にたつことができ、なおかつ水中イメージすらできるようになり、確実に陸からでも容易に安定釣果を得られるようになる。

この頃から「湖は操船免許さえあれば自由に遊べるのに東京湾はどうして免許が生かされる自由がないのだろう・・」
と、小さな疑問が生じてくるようになる。
来週は「自分の船を持とう。ゴムボート編」お届けいたします。
山口白峰
誰か、いっしょに写真撮りに行きませんか?
Posted by PROJECT-F at 00:49│Comments(4)
│●山口白峰の作文
この記事へのコメント
アマモの上に浮いていると気持ち良いですか?
Posted by しー at 2012年05月08日 00:23
アマモの上は危険です。
ボラ爆弾が続々。
なので潮目の上が気持ち良く。
ボラ爆弾が続々。
なので潮目の上が気持ち良く。
Posted by しー2 at 2012年05月08日 01:32
に君臨してしまったのだけれど、ふと丘の上から見下ろしていたら微妙に手の届かないところへんは何がどうなっているんだろう?って興味がわいてしまい、横浜や磯子の徹底的なボトムチェックはしてるのに近所の海、そ
Posted by flak jacket at 2012年05月08日 14:43
偏向は必要ですな。
Posted by まぁ、確かに・・・・ at 2012年05月08日 17:07
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。