バチ抜け戦線in東京湾:ルアー改造のススメ(チキチータ編

PROJECT-F

2012年03月22日 00:03

こんちは〜

今週もケンタレが千葉湾奥よりお届け♪

さてさて前回、大活躍してくれた

ハルシオンシステムのチキチータ



だがしかし、2年間使い続けたお陰でついに

 ぽっくり ポッキリ殉職・・・・

http://shirane.naturum.ne.jp/e1381967.html

↑その時の模様はコチラから

なので、今回は思いきって数本新調しちゃいました♪


※ママ3本とbaby2本


光に集まるバチの習性から常夜灯周りでの釣りを展開したいトコロなんだけど、そうゆういかにもって場所には人も集まりやすくてやりづらいので個人的にはNG


※折角のポイントも先行者アリじゃやり辛いよね

なので普段はあまり人の居ない真っ暗系ポイントにひっそりとエントリーするコトが多いケンタレです

まぁ、普段からそんな暗闇プレイばっかりしていると、流しているルアーを見失う事もしばしば・・・・

普通に巻いて来るだけの釣りならばラインテンションも張っているので感覚的に今ルアーがどこら辺にいるのか予想しやすいんだけど、フローティングを流れに乗せてポイントに送り込んで行くバチのトップゲームではラインテンションも緩いので風にラインが煽られて流されたり、予想よりも潮の流れが早かったり遅かったりで『ポコンッ!!』とバイトがあると結構見当違いのトコにルアーがあったなんてコトもしばしば・・・・

折角目に見えるトップの釣りしてるのにバイトの瞬間が見えないんじゃ楽しさ半減だし、

何より狙って釣っているんじゃなく

『偶然釣れている』

になっちゃってなんだか気持ち悪いったらありゃしない・・・・

そこで重宝してたのが例の末期色カラーだったんだけど


※妻画伯の落書き:末期色改・波平カラーと姉妹品のサザエ・フグタ

コイツは先日の釣行で無念の戦線離脱






白く塗り潰したこのカラーは視認性も良くて重宝するんだけど、欠点がいくつかあるんだよね

<他の釣り人に笑われるコト?

うん、それもアル・・・・

まず、カラーローテできない

視認性優先で白ベースってのは良いんだけど、コレ1色だけってのは正直ココロモト無い・・・

真っ暗系ポイントばかりで使ってるからアピール系の白はソレはソレで正解なんだろうけど、やっぱ1色だけじゃ飽きられちゃうよね

<いえろ〜さんに影響されてウケ狙いで作ったクセによく言うよ
ぁぃ

次に、よくルアーにアワビ貼ったりドブ漬けしたりする人なら経験有ると思うんだけど、アレやった後ってルアーの動き鈍りません?

多分塗料の重さが影響してるんじゃないかな?と個人的には思うんだけど、これはルアーが大きくなればなるほど塗料の量も増える訳で、15cmという大きさのチキチータでは結構なウエイトを背負わせちゃってるんだよね

全塗装した物とノーマルの物とを投げ比べてみるとその差は顕著に出るはず

具体的にはノーマルの方が着水後から泳ぎ出しまでの立ち上がりが驚く程良いし、動きもキビキビするし、ロッド操作や流れの変化に対する動きのレスポンスも良い

ルアーっていうのは開発に膨大な時間を掛けて試行錯誤し、考えに考えた上でのセッティングになっているので、安易にそのバランスを崩してしまうのは凄く勿体無い気がする

たった1gの差で動きに影響が出てしまうルアーの世界においては塗装っていうのは視覚的要素以上に結構シビアなのかもしれないね

とはいえ、元々のルアーが優秀なんで問題無く魚を引っ張って来てくれるんだけどね



下げが効いて流れがカッ飛んでて、動きを押えたい時のセッティングとしては最適かな?

じゃ、逆に流れがまだ緩くバチの抜け始めの時間帯のボイルを拾いたい場合

緩い流れでも動きを出してアピールしたい

尚かつノーマルの各色でも視認性を確保したい

そんな考えの元編み出されたチューンがコチラ

     



頭の上に不自然に貼られている謎の ちょんまげ シート

コレは100円ショップ等で売られている夜行テープ



これは言うまでも無く光を当ててあげれば暗闇の中でも



ご覧の通り光ってくれるので視認性は抜群!!

多分もう廃盤のカラーにこんなのがあったと思うんだけど、もうドコにも売ってないみたいなんでとりあえず自分で作ってみちゃいました

何てカラーか分かる人いたら是非ご一報をm(__)m

後は板オモリを小さめにちぎってシートの下に貼付けてウェイト調整し、後は防水処理とウェイト調整も兼ねてクリアの液状のウレタンかマニュキア等を数回重ね塗りで処理


取り付け位置的に追加された分の重心がルアー上部になるので、バランス的にやや不安定になりやすく、スローな動きでも若干フラつきやすいセッティングなった

コレが結構アタリで、下げ始めの全然流れのトロイ時間帯に単発ボイルを拾い釣りするのに凄い使いやすかった


※アフター体型ですね



※イワシカラーでもちゃんとバチだと思って食ってます


普段はロッドを立ててなるべく水面にラインが付かない様にリトリーブしてるんだけど、流れのトロくて水流に同調させづらい時なんかはワザと水面に付けてラインを流れに大きくはらませてテンションを掛けると流れを掴みつつ自然に流し込めるかな?

んで、ボシュッ♪


そういや、チキチータを知り合いに紹介する度に良く言われるんだけど

『そんなデカイルアーでホント釣れるの?』

正直、オレも初めはそう思ってました

ホームのバチのサイズはせいぜい5〜10cm程度

対してチキチータは15cm

でも何故だかよく釣れるんだよね♪



流れが強くなった時にはフックの番手を上げる等でさっきとは逆にルアー下部に重心を移してやれば、安定性が増し動きを押える事も出来るし、ウエイトの位置をルアー後方に持って行くだけでも動きの振り幅を押えられたりするので



そういったセッティング違いの物を数本用意しておけば色々と対応できるかな?

段々と流れが強くなって来たのでセンターとリアフックの番手を上げて動きを抑えつつ

『ぱこんっ♪』




定位ボイルを見つけて更に

『モフッ・・・』



因にこのカラーとか半透明なクリア系の色って背中に夜光テープ貼っても透けちゃって腹側からもぼんやり見えちゃうよね・・・・

って心配したけど、割と反応は良かったな



そんなカンジでチキチータ今年もお世話になります




タックル

ロッド:アピア 旧ネオンナイト83L(改
リール:シマノ セフィアCI4 C3000
ライン:Rapala Rapinova-X #0.8
リーダー: フロロ #3
ルアー:ハルシオンシステム チキチータ







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