横浜港に漂流していた淡水カメを発見した男、ヒロカズ。
しかし、カメを救助しようとせず眺めているだけなので
「
カメを救助しなければボートフィッシングを教えてやらん!」とばかりに
救助指令。
これは「
愛は地球を救う」を見て育った電波の恩恵。
結局、このカメはヒロカズと命名され、我が家の水槽で番を張ることにナリマシタ。
--------------------------------------------------------------------
Hello!!I am Kame.
こんにちわ。
カメです。
横浜港で漂流してるところを救助されました。
自然の猛威はボクを混乱の世界へ導きました。
恐かったですよ。
突然、濁流が襲いかかりあっというまに塩分濃度の高い水の中。
ボクは魚じゃーないんだからそんなに激しく泳げないんですよ。
集中豪雨は大嫌い。
生まれは飼育センター。丁重に扱われペットセンターに。
引き取られた先のご主人さまはちょっと狭いけれど
快適な居住空間を与えてくれました。
おなかが空いてガタガタと暴れればいつもきまったカメフードを
食べさせてくれてそれなりに幸せでした。
月日がたつにつれてボクもちょっと大きくなってきました。
大きくなればそれなりにおなかも空いてガタガタも大きなガタガタに
なるんですよ。はらへったぞーー!みたいな。
気に入らなかったんですね。きっと。
なんか、入居当時はキレイな水がこまめに入れ替えられてスイスイ。
でも
だんだん見向きもされなくなりガタガタしてもご飯くれなくなり
はらへったーーーー。おい、こぞー、メシよこせ。
過保護に育ったからそこらへんに捨てないで~~~~。
ある日、ガタガタしてると突然、甲羅を持ち上げられ
狭い暗闇に放り込まれましたよ。ん?何だ?
当然、恐いので手足、クビ、シッポは甲羅にしまって警戒態勢。
狭い暗闇が開いたと思ったら空を飛びました。
と、いうか投げられた。
ボクはガメラになったんです、瞬間。
ドボン!ぶくぶく・・・。ここはどこ?
おーー!鯉が泳いでいる。しかしでかい!
みたことない生物がたくさんいますぜ!
なるほど!ここがドブ川ってとこですね!
なかなかいいんじゃなーい!広いしー!なんか食べ物いっぱいあるしー!
3日ぐらいたったかな。
水の流れがちょっとずつきつくなってきてなんか泳の大変だー。
途端にあたり一面、茶色い濁流になっていっしょうけんめい
しがみついてたんだけどね、あーーーーっというまに。
流された。
気がつくと青い青いとこでした。なんかショッパイのね。
塩分濃度が邪魔して全然もぐれないし・・・・。
たすけて~~~~~。
たすけて~~~~~。
白いボートがやってきた!気づいて!おねがい!
「あ!なんか浮いてる!鳥?!違う!カメだ!かめ!」
「救助!!!!!!!!」
そうしてボクは再び、ガタガタする生活にもどされました。
名前は「
ヒロカズ」です。
よろしく。
&