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2006年02月17日

横浜バチ抜け お祭!

横浜バチ抜け お祭!

横浜バチ抜け お祭!

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さんきゅ♪ ありがと。ハート

でわ、長いから読書モードでお願いします。(笑)

実況バチ抜け祭り

前日、藤岡気象予報士の予告通り暖かい風びゅんびゅん。
皆さん、気象図は読めるようになっていたほうがよろしいです。
タイドグラフと気象図を極めてくると諸葛孔明ばりに
さまざまな戦略がふつふつと湧き上がってきますぜ。

正確には2.13の夕方に近所のほそ~い川を制圧しはじめている
シーバス軍団を山口偏向グラス隊員はチェック。

自然の本能はスバラシイ。
もうすぐご馳走が流れてくるのを解かっているらしい。
まるでバーゲンのオープンに並ぶ女性の方々や
朝の開店にならぶパチンコスロットにーちゃんタチと
ほぼ同じでこれから繰り広げられるセンセーショナルに
ワクワクしてるらしい。

ポイントセレクトにヒジョウに悩む。
オーソドックスに「船だまり」にいくか(ここは潮流をあまり意識しないでOK)
流入河川の上流に行くか。。。(ここは最強市街戦となるため人的妨害物多し)
2時間の限られた祭りでポジションチェンジが必要になるので大変。<河川
そのほかにも候補がたくさんあり、脳がフル稼働。

結局、一番近いトコに決定。

そんでもって 満潮18:00頃。気温昼から暑すぎるくらいな温度。
18:00に自宅出発。18:05に現地到着。(近くはいいね。)

そう、バチ抜けは間違いなくおこる

結局、最強市街戦上流部へGO。
現地へ5分。向かう途中にX-SHIDAからTEL。
どうですかぁ~~」ほぅ・・奴もくるな。
彼の行動パターンを分析。データ解析型の奴は間違いなく上流部へくる。
ここは最強市街戦。敵は帰宅途中のサラリーマン。

次から次へと話しかけてくる。
「ここで何が釣れるの?」集中力が鈍る。
もっと集中力を奪うのは釣りをしているサンデーアングラーサラリーマン。
中途半端な知識を思い切り投げかけてくる。
あげくの果てに自分の釣果自慢まで始まる始末。
ハヤク帰りなさい。君のハゼ釣り自慢は今は聞きたくないのだ。
こちとら時間との戦いなのだ。ハヤク帰りなさい。
そんなに遠い目で思い出番長になってるなら帰って竿もってあらわれい!。

10M対面にX-SHIDA発見。
素直に邪魔である。
キミの足元はサカナがフィーディングスポットとするとこで
その位置からは釣れません。(笑)

仕方ないので心理戦をはじめる。

彼の足元にルアー投げて何気なく信号をおくる。
彼は気づく。そしてワタクシは彼を放置し、さらにさらにさらに上流へさかのぼる。

満潮下げ1分。潮の流れが河口に向けて動きはじめる。
鯉とボラも動きはじめる。この時点でまだバチは表層まで出てきていない。

最上流部水深50cmのとこまでテクテク。
とにかく一番明るいとこでまだボトム付近をうろうろしてるシーバスを
やっつけるためにチョイスしたのはZEALマレオ12cm。
水面までの高さ3Mを計算にいれるとこれが一番ボトム付近をギリギリで泳ぐ。

答えは簡単に。
今の潮流では普通のリーリング+α(秘密の技)で70cmゲト。
横浜バチ抜け お祭!

立て続けにもう1本。ほぼ同サイズ。
横浜バチ抜け お祭!

一番、最上流部、そこがまさに手のないシーバスの楽チン食事場所。
彼らの動態視力と瞬発力はすごいね。
こちとら蚊の1匹つかまえるのに一苦労だわさ。

とそのとき、対岸から声変わりしていない叫び声。身長は柵よりも小さい。
「おぢちゃーーーん!バチ抜けてますかーーーーー!!」
小学生である。正真正銘のコゾー。

小学生にして「バチ抜けてますかー!」はどうなの?
自分、小学生の時、「バチ抜け」なんて知らんかったですばい。
ジェット天秤つけて小柴の防波堤(なつかしい)で投げ釣りしてましたですら。
「おー、抜け始めてるよー」と返答すると、
「マジーーーーーーー!」と猛ダッシュでどうやら自宅へむかっていったのよ。

やばい!

こらこら小学生ー!キミは間違いなく数分後には竿もって再び登場するよな。
間違いない。しまった。しょーがくせー(以降ガキ)はタチ悪い。
奴ら、竿もった瞬間に横にきてはマブダチなトークを繰り広げる。
しかも恐るべき経済力でめちゃくちゃ良いもんみせびらかす。

ふとひらめく。瞬間の煌き

「ここはシダくんにまかせよう。うん、それがいい。名案だな」

200M下流に戻る。予想通り、さきほどのとこにウロウロX-SHIDA。
想定の範囲内では彼は「どうよ?」と聞いてくるはず。

「どうよ?」

キターーーーーーーーーーーーーーーーーー!!

「この上で2本ゲト」とさりげなく答えると
「マジィー」とぶつぶつ言いながら次の瞬間、姿が消えた。

水の流れをチェックすると下げ2分・・・・、流れが速くなりはじめている。
もうすぐステキなスペクトラムがはじまっちまう。

そう、ゴカイの流しそうめん。はじまったらボトムのルアーなぞ見向きもしなくなる。
さーてどこへ移動しよう・・・・。

と考えた瞬間、なんかむしょうにボートシーバスやりに行きたくなってしまったのだ。
なぜあんな不問な思考が働いたのかは今となっては謎だが・・・。
たぶん、水深1Mのボトムノックな釣りがしたかったのだろう・・・。
その起発要因としては前日のフジオカ氏の強行高滝湖ブラックバスが頭にあったに違いない。
悪い奴である。何気に妙な心理作戦をやられている。恐ろしい。

んで、ガキの餌食になってるであろうX-SHIDAにTEL。
「ねー、ボート行かない?」
「んー、家戻ってからならOKかな、それよりガキどもがうるさいんですけど・・・」
ガキのことは想定内なのでいいんですが彼が自宅まで戻ったあとだと
それから出ていっても潮周りの関係で練習できる潮位が望めない。。。

仕方ないのでフジオカ氏にTEL。
「ボート行かない?」
「あ”ー、いいっすねぇ、でも今、津久井に向かってます」
これはヤバイ。変な暗示をかけられる前にTELを中断。

んー、困った。そだ、鈴木氏を呼んでみよう。
「ボート行かない?」
「21:00まで仕事っす」

ボートプロジェクト終了・・・。
昨年の真冬の一人ボート釣行落水事件から単独出航を控えてるワタシ。

異様な暖かさも手伝ってココロに隙間風ピューピュー。
流入河川のバチ抜け祭り。
これから繰り広げられようとしてるのに
なんかココロが満たされていない。困ったぞ。。。

ここは思い切って大きく場所変更して「船ダマリ」行こうか・・。
アジアンカンフージェネレーションが「君と言う名の花」の
プロモーションビデオ撮影したところ。

気分転換で小さなオープンウォーターで広い心の持ち主に。
うーん、どうすべきか・・・。

イマイチ盛り上がらずにダラダラと河川合流地点で再活動。
ふと見ると、釣りどころではない。。。
通勤帰りのおじ様軍団が果てしない群れをなしてこちらへ
向かってくるではないか・・・・・。
そうか、ここは深夜は無人くんだけどこの時間は駅への流入口か・・。

水面をみると数匹、スペクタルの元が流されはじめている。

こりゃいかんぞ!!

安定したポジションを決めなければ!

脳内CPUがグルグル動きはじめ記憶のデータが答えを導く。

いつもやっていないあの場所でやりなさい

神の声 

そう、たま~に様子見にいくだけでほとんど通過するポイント。
同じ河川でも通常のときはサカナも通過。

ただし今日はいつもと条件が違う。
シーバスのターゲットは表層をただようバチ抜けゴカイ。
バチ抜けゴカイが流れに流されて最終的にたどりつき
SEXの最中にシーバスに捕食されちまいそうな場所。

きらり~~~~ん。

すでに下げ始めて1時間、流れはかなり速い。速い。
水面を見るとおびただしい数のバチが流され始めている!

いかーーーん!

ダッシュでエンジン全開、2分間の市街戦レース。
さきほどひらめいたトコに到着。

バコッ ボコッ ブシュ ペショ。

わぁお~~~~~!

やってるやってる~~~!バチの数はハンパじゃないが
ボコボコボイルの数も半端じゃーない。

ポイントキーワードは  
虫は光に弱いのであーる。

ここはキャスティングの邪魔をするものがなにもない。

橋から橋へ約1週、200Mほど見て回る。

ものすげーーーーーーーーーの!
デケーシーバス、フツーのシーバス、すんげぇ数。

光に照らされて見える見える。すんげぇってばさ。

数分前までボートプロジェクト終了で落ちたテンション
再びスイッチオーーーン!


しかーし!
シーバスのターゲットは表層を流されているバチ。
普通のミノーイングではまったくアタックしません。
しかもよく観察してると次から次へとダラダラ流されてくるバチを
ボトム近辺でものすごく観察して捕食する対象を選んでやがります。

なんて、奴らだ。

イワシが捕食対象のときは大きな大きな口をあけて「ぐわばぁ~」と
アタックするのに下からスッーと上昇して余分な口をあけず
そう、僕らがマクドナルドのポテトを食うカンジ。

まずは流れの下から。流れに逆らってリーリング。

食いません。アタックしません。
上から下へ流れていくバチと逆走は無視。

意地でも食わせてやろうと思い、
超スーパーデットスローで巻いて止めて
チョンとやって放置、2秒カウントでゆっくり巻く

の繰り返しで止めて次のアクションでゴンッ!

チキチータ王道背中丸出しデッドスロー
これはデカイのがくる確立Up
横浜バチ抜け お祭!
だいたいこんなアクション説明しても現場に行けばほとんどの方が
そんなこと忘れて夢中に普通のリーリングしてますぜ

巻きながらアクションしながら呪文を唱える。
チキチータ、君はゴカイだ。ゴカイだ。ゴカイなんだー。

信じるものは救われる。

はっきりいってバチ抜けフィッシング。
簡単なようでものすごく難しいです。

ただ

ルアーポテンシャルとアングラーの技と思考が一致したときは
イメージ通りの答えが出ますです。楽しいです。

そんで色々試したかったんだけどそんなに長い時間ショウタイムは
続きませんのでかねてからの懸案チキチータベイベーの検証。

泳げチキチータ」の後半で登場する2本フックの映像ね。
あれが、チキチータベイビー。
オリジナルとは泳ぎが全然違うです。

とても破廉恥なS字を描きながら現在、フジオカ氏とかなりブーム。

驚愕の答えが出ました!
横浜バチ抜け お祭!

S字なカンジのルアーって最近、話題になってるらしい。
雑誌読まずのワタクシでも風の噂でそれぐらいは知ってますってば。

自分の中でS字で泳ぐルアーは「リビングデッド」の普通のただ巻き。
数年前、ブラックバストップウォーターにとっぷりはまってた頃、
楽しいルアーとして一軍入りしてた曲がり物。

横浜バチ抜け お祭!

ある日、近所の海べりボート桟橋の明かりの下で
小イワシアタックしてるシーバスの群れを発見。
たまたま通りかかって持参してたルアーがバス用ポッパーとか
ペンシルとかビックバドとかそんなんしかなくて
その中に「リビングデッド」があったです。

投げましたさ。高速反応でリビングデッド。
やられて弱ってプカプカしてるベイトをイメージして明かりの
ど真ん中に。
当時の小技を駆使しても何も反応ないんですわ。
う~む・・・。ダメか、こりゃ・・・。
と、ほぼ所詮プラスティック偽ベイトは見破られるか・・・。
と断念しつつ何気に回収巻き巻き。

すると、

今まで完全無視を決め込んでいたシーバスどもが
こぞって群れをなして追いかけてくる。
自分の立ち位置、ほぼ海面に近いのに足元まで追尾。
●人的気配を消す。
というそれまで一番大切にしていた三平サンペーの教えは
この時点でデリート。

もう一度キャストして普通にリーリング。
また追いかけてくる。
ただし、ルアーにアタックしてこない。
「食わせの間」を与えるべくちょいとトゥッチかますと
そ知らぬ顔してUターン。試行錯誤して当時の技を繰り出すも
同じことの繰り返し。

ただ判明したのはリビングデッドのただ巻きは大きくSを描きながら
戻ってくるということ。一定の速度と同等の速度で追尾を繰り返すこと。
などなど当時、波動というものを勉強させられ
最後はへたったラインがプチッと切れて海のモクズ。

う~む。

S字の波動はシーバスの耳石や側線や視覚に
強烈に訴える何かがあるに違いない。

そんな記憶が脳の片隅にあったもんだから
チキチータベイベーのスイミングを正面見たとき
シビレましたわ。

色々思い出されてきまして
最近、とんと出番がなくなったX-80(メガバス)。
一昔前は「よく釣れるルアーだなぁ・・・」と
漠然と使ってましたがあらためて泳がしてみると
あら、小さなS字を描いてるじゃなーい。

んで、ベイベーのすばらしきポイントは
その形状から勝手に水を噛んでゆっくり引いてきて
SSSSSSSSSなカンジな最中にちょっとした流れの変化などで
微妙にバランスを崩す、ソン時にゴンッとアタックされます。
なるべくルアーから竿先角度45度を作ってゆっくりゆっくり
引いてみて。

下からガバァ~とアタックされますから。
表層使いの場合はホトンドお腹のフッキングです。
おサカナの動態視力ってスバラシイ。てか、すごいし。
横浜バチ抜け お祭!

しいて欠点をあげればシーバスのサイズを選べないってとこ。

そんなイマジネーション妄想を繰り広げながら
ふと対岸を見ると、見たことない釣り人発見!

めちゃくちゃうれしいじゃん!!
いるんじゃん!ここで釣りしてる人。うれしぃ~。
すぐ対岸に行ったわさ。話かけたざんす。

なんでそんなにうれしいかというと
シーバス雑誌でお馴染みの超有名アングラーがおりまして
常々、彼が言っておるんですわ。

「雑誌で下手にポイント記事とか書くと地元ピーポーに
いぢめられる~」
とね。

そんなこともありここのブログはじめる時にもソヤツにも
お声がけしたんですわ。週1で無報酬でヨロシク。

軽く断られましたとさ。

あえて一言いわせていただく。
世間は君のことをプロアングラーなどと語っているが
実は普通のサラリーマンなんだよ。そこんとこヨロシク。
朝、満員電車でオフィスに向かい定時で帰宅し
土曜日になると釣り竿もって釣りに行く。
極めて普通の釣り人と変わらぬ生活。
少し違うのは月1度発売の雑誌のために釣りをしているということ。
苦しいよね、楽しくないよね。

今、お答えします。8年前、君が問いかけたシツモン。
「PROJECT-F」「F」「Fishing?」

ハズレです。

FRIEND です。

インターネット初期、ダイヤルアップな頃はじめたPROJECT-F。

おかげでたくさん友達できたわさ。ちょー楽しいよ。ここんとこ。
上手い人も始めたばかりの人も皆、同じだ。
1匹のサカナで皆、一喜一憂しとる。

いつでも寂しくなったらウエルカム。皆さんお待ちしております。

話がはずれたー!対岸にいた釣り人さんに話かけたんだった・・・。
半年以上も前から釣れ釣れポイント書いてんのに
全然、釣り人と遭遇しねーんだもん・・・。

ときたま遭遇するとここで書いてる方々だし・・・。

ま、ワタクシが紹介してるトコ以外にも釣れるとこなんざ
たくさんありますので過度な期待してもしょーがないんすけど。

そんなんで知らない人だったんでウレP。

「こんちわ、はじめまして。いつもココですか?」

「はい。」

ココのかなぁ・・・。
ココはいつもスルーしてたからなぁ・・・。
異常にワクワクしてハナシかけても
なんとなく警戒されてる気配・・・・・。

頭のてっぺんから足元まで視線チェックされました・・・。
タックルも視点チェックされてました。
ガングリップのショートロッド(シガロ)にでかいルアーが
違和感をカンジさせたみたいです。

まー、いっかー。ジモピーに遭遇したんだから。

ということで対岸に戻り釣り再開。

といっても川幅10Mくらいなのでお互いの存在がビシバシ伝わるわな。
なんかムショウに敵意オーラを感じるんですけど~~。

横浜バチ抜け お祭!
 
小心者のワタクシは勝手にココの主と決め込んだ彼の邪魔に
ならないように大きく50M下がりしばらく彼の観察と
バチの動きとシーバスの動きを観察してました。

ひんぱんにルアーチェンジしてる模様。
どんなアプローチをしてるかワクワクしてました。
川筋ブレイクあたりをミノーイングしておるようです。

おっ!釣った!けっこういいサイズじゃん!
確か彼はタモ網持ってなかったぞー!

抜いちゃうのかな?そのサイズは抜きあげ危険ですぜ。。
タモいれしてあげちゃおう~と近寄った瞬間、バレてしまいました。
残念ですねぇ。。

とりあえず対岸の彼が釣ったので遠慮なくやらしていただきまーす!

ボクの意地悪な性格を知ってる人はわかっていると思いますが、

スイッチオンです。敵意オーラに乾杯!

山口 いきまーす!

シガロに先にはチキチータベイベー。アタックイマジネーションは完璧。
遠慮なく行かせていただきまーす。

マイベストキャスティングポジションに戻り
上流へ向かってキャスチング。
着水音は「ペチッ」ってカンジの乾いた音で
さきほどから捕食観察の結果、川筋真ん中から左側の流れが強く、当然、
バチも流れに乗って左側に集中。微妙に巻いてるとこがあって
その近辺でバイトが多いのはインプット済み。

その10M向こうに着水させて違和感のないバラ色リーリング。(フジオカ流)
結構な勢いで川の流れができてるのでバチが流される速度より
若干、ホント微妙に若干速く
リールを巻く。
不自然な動きにならないように竿先でコントロールしながら
マジ、するする~ってカンジで。

目標点に達したときゴンッと手ごたえと水中に消えるベイベー。
ファイヤーライン直結だからできる音速あわせ。

横浜バチ抜け お祭!


まさにカーリングである。微妙な流れによるルアーポジション操作。
慎重な軌道修正。ターゲットポイントへの送り込み。

んで、通常ならば次のタイミングでカラーチェンジしたほうがよい。
本来ならば。ナゼ? シーバス達の見られていたから。

人間は傲慢で自己中心なのでサカナは人類よりも下等である。
日本人にとってサカナは食べられるしまう生き物なのである。


という意識が幼少の頃から食生活によってはぐくまれてしまっている。
鮮魚市場などで並ばれている魚を見て
「おいしそう~♪」などといってる時点でフィッシュイーターなのだ。
不思議なことに水族館の水槽で泳いでいる魚を見ても「おいしそう」とは口にしない。
そこには「生の欲望」が交差しているのである。

おっと、言論が文学ちっくになってね?

話を元に戻しまぁ~す。
カラーチェンジ。だから見られていたんだよねぇ。
他のバチとは変速的な動きをしていた不思議な可愛いベイベーを。
たまたまこのサカナがアタックしてきたけれども
他のシーバスも警戒心を持ちながら水中から見ていたはずなんだ。
んで、アタックした次の瞬間、もがいてもがいて出るはずのない
水上に引き上げられたのを。
んだからカラーチェンジをしてあげるのさ。
アクションで興味を示させ、違うカラーで次のアタックを導いてあげるのさ。

なかなかこれができないんだぁ、1匹かかると。
ちなみにオープンウォーターに出た場合は変えないで
そのままでやらないと釣れないという180度転換もあるので注意。

今は川幅の狭いエリアでのお話をしているのであしからず。
だが、しかぁし~!ワタクシ、ベイベー1個しか持っておりませぬ!

どこへ行けば売っているというんだね、ハルシオンシステムよ。

思考転換

ここは5分ほど時間をあけるしかない。

今、釣り上げた魚をリリースするのにボチャンと投げ捨てるのではなくて
タモで水面まで降ろしてあげて自力で網から出て行くのを確認。

この作業も30Mほど下流に下がって行わないと次に続かない

このヘンテコな作業を対岸の彼は見ている。
連続キャストしないヘンテコアングラー。ほっといてくれ。

タバコ1服してまた同じキャスティング。
ものすごく忘れちゃならないのはここの場合
胸までの柵があるのでその柵から両腕や竿先を出さないこと

表層を意識しているシーバス達にとって危険なシルエットとして
映っているようデス。

警戒するわなぁ。自分の家の庭先に不審な侵入者がくればねぇ・・。
信頼できないならこういうボイル場面に直面したら
ためしに状態を柵から出してごらん、その場から上下10Mは
ボイルが止んでしまうから。警戒されてるのさ。

ゆるゆるとバラ色リーリング(フジオカ流)でさきほどと同じ活動再開。

ゴンッ!
横浜バチ抜け お祭!

うひゃっほ~う!!
限られた時間はあと1時間30分ほど。
下げ潮半ばあたりでゴカイどもは沈んで潜ってしまうのだ。

バラ色リーリングで立て続けにヒット連発。

うーん!この状況は向学のためにもSHIDAXにも見せておかねば!

TEL TEL TEL !!
私「おーい、すんごいことになってるぞー!」
彼「嫁に拉致られてパスタ食べにTruthに来てます。」
私「この光景は見ておかないとソンだぞぉー!
彼「マジでぇ~!すみません、目の前のパスタがバチに見えてきたんですけど。。」

Truthは我がLover-Zigのドラムにうっちー君の店なので
無理に営業妨害するわけにもいかず

仕方ないな、一人占めしちゃおうっと。思考転換。

対岸の彼は?っと。うむ、相変わらず身体出してミノーイングしとります。

よーし よーし よーし!!

ワタクシ、ここの主になっちゃいマース!
ガンバレ青春アミーゴ!地元じゃ負け知らず!

究極の小技いきますぜ!

ホントに小技。実に小技。こざかしいったらありゃしない。

いいかぁー!対岸の彼~!よーく見てるんだぞぉー!

と対岸に目をやると彼がいない・・・・・。

帰ったのか!マジ!うーん・・・・・・・。

気持ちが萎える・・・。祭りのあとのさびしさわぁ~。

とゲンナリしてると

光が!  
あたりをビカビカ照らしていた明かりが消えた!

大きく虫どもを寄せ付けていた光がぁーーーー!!

これは痛い!小技を楽しむための演出がぁーー!

さきほどのボイルが半分に減る。イカーン!

まだベイベーの検証が終わってなーい!

そう!テクトロシェイキング!

仕方ない!とっておきの荒業出します!
横浜バチ抜け お祭!
車のライトとフォグランプで無理やりポイントを作る作戦!

こんなんまでして釣りたいんかぁー!おまえぇはぁぁぁああああ!

はい。お祭りですから。 

待つこと5分。光に弱い虫どもは悪徳アングラーの手によって
収集され再びボイルの嵐が巻き起こる。

さて一人マスターベーションの世界に突入っす。

かぎりなくさきほど作ったポイントの上にキャストしてベイベーを
大潮の払い出しに乗った激しい流れの川に乗せて
流される速度で並行移動。移動しながらコキザミシェイク。

ラインはファイヤーライン2.5号で。

しなるムチのようにひゅんひゅんと大きくシェイク。

注意すべきはおおきなシェイクなれどベイベーに伝わる振動は
極めて少なきもの。わずかな波紋がたつくらい。

これは実はむずかしい。変に振動あたえると違和感ある揺れを出してしまう。

これは練習するしかないのだ。

色々なリズミを組いれてアタックする間を与えてあげる。

これは効いた。

ゴンッ!
横浜バチ抜け お祭!

バコンッ
横浜バチ抜け お祭!

見てみて!み~んなフロントフッキングゥ~~~。

上下口にスッポリ。

これはバチの捕食の仕方がベイトフィッシュアタックするときの
バキューム(吸い込み)と違うから出る結果でっす。

流れのないとこでは明かりの真ん中に飛び込ませて揺らしてね。

結局のところ

バス釣りです。あははは~~~~~

- 完 -



-------------------------------------------------------------
【おまけ】ヒューマンドラマ 「人間の言論と躁鬱」

鈴木くん、ワレワレはハルシオンテスターでも販売促進員でもないぞ。
さりげなく人の名をかたり営業行為はやめなさい。(笑)
やるなら自力でやりなさい。

キャスティング藤沢店で鈴木氏がチキチータウンチクを語ってるの目撃した人。
ご報告願います。

なんたってかれはチキチータ持ってないし、使ってないし。。
空想ネタにだまされないように。>Everybody

と書いたところ

お手紙が届きました。藤沢の鈴木さんからお便り。

誰も販売促進やテスターだって言ってないでしょ~(泣)
それにチキ持ってるもん!使ってるもん!
ただ店に置いてないだけだもん~(涙)
以上、ココロの叫びでした(笑)


だそうです。お手紙ありがとう。

ついでに夜、電話がありました。
「勘弁してくださいよぉ~、あんなこと書かれたら軽くみられちゃうじゃないすかぁー!」
「お客さんでここのブログ見てる人たくさんいるんすから~、頼んますよぉ~、消してください!」


可愛くね?こんなにストレートでわかりやすい人。
君の瞳にうつる「打倒山口」の情熱が消えたら考えます。(笑)

もっと練習しなさい。キミは釣り人にを与える仕事してんだから。


などとフォローして関西ショーディーが釣れたなぁなど思いながら
鈴木くんが「とある釣具屋」などとつまらんリアクションしたので
後日、TEL確認すると

「いやぁ~、やまぐっさん!反響ありましたよぉ!」
「次の日、お客さんに突っ込まれましたよぉ~♪」

などとわけわかんない喜びの声 デシタ・・・・・。

この続きはバチ抜けポイントでお待ちしておりマス。

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この記事へのコメント
抜けた抜けた、抜けまくった。

70、80サイズが群れなしているとこ発見。

うひひひ。

でも、ルアーセレクト&必殺テクしないと


釣れないよ。

うひひひひひひひひ
Posted by Shirane@yokohamA at 2006年02月15日 22:36
ヌきたかったですぅうう。

釣れなくとも群れ見たかったですぅ。

from office
Posted by edgetrax at 2006年02月16日 00:05
おつとめごくろう!>エッジトラック氏

きっと大岡川も炸裂してたはずでし。

しかし

遅くまで働いてるのぉ・・・・・・。
15年前の自分みたいだ。。。。

がんばって。お疲れさんでし。
Posted by Shirane@yokohamA at 2006年02月16日 01:29
相変わらずおつとめしてます;;

読ませて・見せて・楽しませてもらってるのに
「ご苦労さん」までありがとです。

抜きます!? シリーズ最高です。

ウチの近所の人的障害物は、
世の中を渡っている方、海を渡って日本に来られた方・自由な生活を送る方中心です。

私の釣ったボラをその場でさばいて「洗い」にしてご馳走してくれそうになる方がおりました。

近い内に、「舟たまり」覗きにいきます。
Posted by edgetrax at 2006年02月17日 03:58
ものすげ〜〜〜〜〜のっ!
読みごたえありまくり!!

買えば釣れるわけじゃないだろうけど
とりあえずチキチータ、ほすぃ!!

って気にさせたのだから立派な販売促進員ですよ!(笑)
Posted by ちびろび at 2006年02月19日 22:13
こんばんわ。
山口@販売促進員です。

4月になったら
「シーバス」から「ブラックバス」に
カテゴリーチェンジするので
そのときはいっしょに

ビックバド促進員になりましょう>ちびろび
Posted by Shirane@yokohamA at 2006年02月20日 00:46
まじで手に汗カキながら読んじゃいますね。

唸りました。

分析力に。表現力に。

っていうか、オレも釣具屋のはしくれ。
精進せねばー!
Posted by バミューダ☆バガボンドGuショウディー at 2006年02月20日 15:11
この人は「釣具屋殺し」のテクニックも一流。

恐るべし‥(笑)
Posted by とある釣具屋 at 2006年02月20日 15:36
関西を代表するバミューダバガボンドの
ギタリストが釣具屋なのが変だろ。

まさにアブノーマル。

ステキなアブノーマル。

鈴木くんが貴方に会いたがってます。

その前に楽器屋さんに転職ヨロシク。
最近、楽器屋に行ってない山口より。
Posted by Shirane@yokohamA at 2006年02月22日 12:34
話しかけられたくなけりゃ人の多市街地で釣りしなければよろし、
Posted by 三平 at 2009年02月13日 01:27
三平、まだまだだな。
Posted by 一平 at 2009年02月13日 01:51
三平は昔河原に寝そべって釣りしてたね~

今思い出すこの釣りやってたな~
コレ読んでやったのか試行錯誤で覚えたのか忘れたけど

そして今より全然釣れてたな~ぁ

最近徐々に思い出して来たけど

最近なんかダメだな~初心に戻ろう

やっぱ皆打倒山口なんですね(笑)
Posted by 五平餅 at 2009年02月13日 17:11
やぁ。

最近でわ、皆さん「打倒けんたろー」みたいですよ。

(にやにや)
Posted by や0あg4t5 at 2009年02月13日 21:12
あ~も~打倒もくそもないですぅ~

なんたって今回の潮周りのバチ抜けは連チャンボウズですからw

スパイラル発動中w
Posted by 打倒 is TAKE IT EASY at 2009年02月14日 00:08
まぁ、注意事項としましては
ラジオスターいえろーさんの前にクロスして
釣りまくることです。

スパイラル脱出と同時に
竿が折れたりしたら

「釣ってばかりいるからだよ」

と、呪いをかけられます。

さぁ、みんなに愛されるいえろーさんに救いの言葉を。

ん?
Posted by 1年抗争 at 2009年02月14日 00:18
auの可愛いお姉さんに見惚れて
鼻の下を伸ばし曲がる場所を間違えたり

一生懸命話しかようとしてる3丁目のオジサンを無視していえろーさんに押し付ける

ひどい人ヤマチさんを軽くヤツケといてください凸(`、´X)


ヨロシクね♪
けんたろーくん
Posted by 曲がり角 at 2009年02月14日 01:18
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横浜バチ抜け お祭!
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